仮面浪人生活(5月~夏休み初め)
やりたいことはやりたいと思っているうちが良いのか
あっという間に1ヶ月が終わり、5月にもなって大学生活に慣れてくると少し毎日がルーティーン化してきたが、大学の授業と自動車学校、サークル活動はまだまだ目新しいものであり刺激的な生活を送っていた。
そして6月になり、自動車学校も卒業に近づき、大学生活にもかなり慣れてきたため個別指導のバイトを始めることにした。これまた初めての経験であり、とても刺激的であった。
こんな感じで大学前期は刺激に包まれた大学生活を送っていた。
ところがである。
7月末の期末試験も終わり、8月頭のボランティアサークルの夏イベントを終えた時、私は猛烈な虚無感を覚えてしまった。
1年前期の時点で自分が大学生になってやりたかったことの8割方を達成してしまったのだ!高校時代はひたすら勉強をしていたため、大学生では遊びたいという気持ちが強かった。ところがたった半年で自分の中でもう十分だという所まで遊んでしまったのである。(後から考えればやれることは様々あったと思うが高校を卒業したばかりの自分にそんな広い視野は無かった。)