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仮面の告白~仮面浪人で東大合格~

某国公立大学から仮面浪人して東大に合格した著者がその経験を語るブログです。

2018年東大入試解答速報(物理・化学・英語)

物理の難化、化学は昨年並み、英語の傾向変化

 

2日間本当にお疲れさまでした!!

東大の勉強からひとまず離れることはできるわけですがなかなか心は休まらないことかと思います。特に今年の入試は。そしてタイトルについてはまた記事内容とは異なります。すみません。問題は一応全部見たので感想を書いていきます。申し訳ありませんが社会と生物には触れられないです。

 

物理。問題見ましたがさっぱりです。何にもわからないので大問ごとの感想は数学同様言えません。とにかく難しかったと思うのでできなくても気にしなくていいということだけ伝えておきます。

 

化学。昨年同様、試験開始前の問題ページ数チェックで気づいた方も多いと思いますが大問構成が変わり問題数がとても少なくなっています。問題も物理と比べると解きやすい印象なので物化選択の人は化学に時間を割いて物理は捨てるのが正解だったでしょう。問題数が少ないということは1問の配点は大きいのでケアレスミスのないようにしたいです。また、標準問題中心なのでなるべく高得点を狙いたいですね。

 

物理は20点くらいでいいんじゃないでしょうか。その代わり化学で50点近くほしいです。でも現実は、物理で焦ってその動揺が化学にも影響して50点は厳しそうです。なので45点くらいまでならいいんじゃないでしょうか。問題を見ただけで実際にまじめに解いたわけではないので適当ですが。とにかく、物化合わせて70点あれば大丈夫だと思います。他の科目が良ければ別に65点とかでも良いです。東大が物理を難しくしてきたのは化学で高得点取らせてくれるからじゃないでしょうか。

 

英語。傾向が大幅に変わりましたね。驚きました。これまた一部の英語強者を除いて多くの人が動揺したと思います。ただでさえ入試本番で緊張していてさらに最後の科目で疲れもたまっているというのに。

 

東大は何がしたいのでしょうか。

 

英語での要約、和文英訳の復活、リスニング選択肢5つ、並べ替え、小説記述減少が目立った傾向変化でしょうか。

英語での要約は慣れていないと厳しいですし、和文英訳も自由英作文対策を中心にしてきた東大志望生には厳しかったでしょう。しかもその和文も難しいです。和文英訳のインパクトが強すぎて自由英作文が陰に隠れていますが自由英作もなかなかに書きづらい内容だったかと思われます。そしてリスニング選択肢増加は最悪ですね。前読みの時間も余計にかかるし正解率も下がるし、で。しかもリスニング問題自体も聞き取りにくくて難しかったらしいですね。リスニングは例年割と稼ぎどころなので最低点に影響しそうです。並べ替えも嫌ですね。誤文訂正の方がなんとなくでも当たるので。小説の記述が減ったのも個人的には嫌ですね。記述は部分点が見込めるけど記号は0か100かなので。ちなみに去年の私は1Bと小説の記号全部外しました。

 

近年の東大英語は本当に難しくなってきていますね。2015年からですかね。様子がおかしくなったのは。それより前は東大の英語は簡単だから稼ぎどころなんて言われていましたが最近は70点あればかなり十分なくらいなんじゃないでしょうか。今年は英語の平均点さらに下がりますね。60点あれば十分なんじゃないでしょうか。

 

これで一応理系物化選択の全科目の感想を書いてきたわけですが、大丈夫なんじゃない?は理一理二の合格最低点くらいはあるんじゃない?の意味です。

 

最後に皆さん気になっている最低点予想といきたいところですが長くなったので次の記事に書きます。