仮面浪人生活(1月、センター直前)
爆死したセンター予想問題集
そして遊びとバイトに明け暮れているうちにあっという間に1月がやってきた。
さすがにセンター試験まで2週間程度しかないということで日本史と大量失点の原因となりかねない現代文の勉強はした。他の科目はほぼノータッチであり、センター模試も受けていないため、本番は本当に1年ぶりのものであった。
ある程度日本史と現代文の勉強をした後、12月に買った予想問題集をやった。
まずは中間の難易度と言われる駿台の青パックをやった。
しかし、勉強したはずの国語と日本史が足を引っ張り、740点ほどしか取れなかった。やはり自分が苦手だと思っているものはいくら勉強をしても上がらないものなのか。逆もしかりであるが。
少し危機感を感じたため最も簡単といわれる河合の桃パックをやってみた。しかし、それでも770点程度しか取れずますます危機感が募った。
もう半ばあきらめてはいたが最難といわれるZ会の緑パックをやってみた。案の定悪かった。680点くらいであった。700点を下回るという東大受験者としてはあってはならないことをしてしまった。今回は国語と日本史だけでなく、物理で50点台を取ってしまうなど悲惨であった。
まあ、本番死ぬ気で点を取りに行けばいいと開き直りあまり気にしないことにした。
そして刻々とセンター試験が近づいてきた。
さすがに一週間前はバイトは入れないことにしていたが、急遽人が足りないということでセンター4日前に出勤してしまった。
自分もセンター試験を受けるというのに受験生頑張れだなんてカオスな世界である。
その時は勤務中に頭の中で歴代総理大臣とその総理がやったことを整理していた。
働きながらも、そして紙と鉛筆がなくとも、頭さえあれば勉強はできるのである。(名言)