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仮面の告白~仮面浪人で東大合格~

某国公立大学から仮面浪人して東大に合格した著者がその経験を語るブログです。

仮面浪人生活(2月、二次試験1日目・数学)

6完可能!?近年の東大数学易化傾向

 

国語が順調に終わり、次は数学である。

 

失敗すると一気に合格から遠のくと言っても過言ではない程重要な科目である。

 

試験開始。一通り問題を見てみる。しかし様子がおかしかった。

 

なんだこれは、どれも解けそうではないか。どうした、東大。

 

が、いざ1問目を解こうとするといきなり詰まってしまった。

最初は東大のよくある簡単そうに見えて難しいパターンかと思ったが後で模範解答を見てみると単に自分の学力が劣っていただけであった。とりあえずこの問題を飛ばし、大問2、確率である。6秒後とかいう具体的な数字であり、高1にも解けるが数え漏れがめちゃくちゃ怖いタイプの問題である。いったん飛ばした。

 

 

大問3は複素数であった。複素数は得意であったためぜひ完答したかったが、(1)しか解けなかった。大問4は数列であったが小問4つ中(1)しか解けなかった。見た目簡単そうなのに(この年は中身も簡単であったが)全然解けない。やばい、とこのあたりで思っていた。

 

そして大問5は関数。解いていておっ、と思った。唯一受けた代ゼミ東大模試で出てきた考え方と似ていたからである。おかげでこの問題は完答できた。とりあえず一完して安心した。

 

そして大問6は求積問題。この分野は比較的得意であったので完答したかったが(1)しかできなかった。(2)は自分には厳しそうな問題だったのでここは諦めた。この時点で150分中100分が過ぎており、絶望的であった。

 

ここで、解けていなかった大問1と大問3に手を付けたが全然できなかった。特に大問3(2)に関してはかなり時間をかけたのにできなかったので大きなタイムロスであった。

 

残り40分というところで数え上げなければならない確率の問題に再び手を付けた。正直漏れなく数え上げられる自信などなかったため捨てたい問題であったが捨てられるような状況ではなくなったため手を付けた。合っている気がしなかったのでささっと解いて終えた。一応答えは出した。残り20分である。

 

(2)で詰まった大問4を再び解き始めた。

 

ここで神からの暗示により(2)がひらめき解くことができた。(2)が解けると(3)(4)はスムーズで10分くらいで解くことができた。残り10分

 

確率など、計算ミスがなければ一応3完だ。最低ラインは突破し少し安心した。残り40分から2完したのは大きかった。予想点として書いた所全部あってて70/120といった感じであった。

 

こんな感じで初日を終え、一応安心してホテルに戻ることができた。しかしここで数学が簡単だった去年よりさらに易化したとの情報を知る。4完は必要だったか、、と少しショックを受けたが浪人生ではないので落ち着いて気持ちを切り替え次の日に備えた。