東大生ブログランキング 東大生ブログランキング

仮面の告白~仮面浪人で東大合格~

某国公立大学から仮面浪人して東大に合格した著者がその経験を語るブログです。

忘れられない東大入試二次試験後の心境

入試後の何とも形容しがたい感覚

 

今日は東大入試二次試験の前日ということで試験後の心境について書いていきたいと思う。

 

二次試験前の心境については、現役時はもの凄く緊張して仮面浪人時は適度な緊張感はあったものの大分リラックスしていたという感じであり、まあ大体予想がつくので今回は二次試験後の心境について書く。現役時と仮面浪人時で多少の違いはあったものの二次試験前ほど大きな違いはなく、試験後の独特の"感じ"が忘れられないので記事にしてみる。

 

まず、試験が終わった直後はなんやかんや受かっているだろうという気持ちになっていた。それは周りの出来をまだ知らないからである。そしてホテルに戻り親から今年は簡単だった的なことを言われて一気に自信が喪失するのであった。

 

しかしそれでも帰りの新幹線に乗る前くらいまではまだ大丈夫だろうという気持ちでいた。それはまだTwitterなどでリアルな受験生の反応を見ていないからである。

 

新幹線に乗る前に親が買ってきた弁当を食べながらTwitterで情報を知っていくのが定番パターンであったがここでリアルな感想を見て一気に不安になるのである。そして物思いにふけるのである。

 

この受かっているのか受かっていないのか分からない、ふわふわした状態が忘れられないのである。

 

そして新幹線の中で試験のことを詳細に振り返っていくのである。何も知らなかった試験直後から徐々に情報を知っていき現実が見えてくるこの感覚...これもまた忘れられない。

 

ここからは現役時仮面浪人時で少し違った。現役時は絶対に解答速報を見て自己採点をしなかった。だから合格発表までずっと自分の点数はざっくりとした予想でしかなかった。というのも新幹線の中で詳細に思い出していくうちに手ごたえがなくなり現実を見ることができなかったからである。

 

仮面浪人の時は新幹線の中で気になる問題だけ恐る恐る解答を見た。ある数学の問題の解答を見るのにどれだけの時間がかかったことか。初めに見ようと思ってから1時間くらい渋っていた。それでも意を決して見た。すると見事に正解しておりテンションが爆上がりした。その問題に正解していたことにより少し自信がつき、結局家に帰ってから全教科自己採点をした。そこそこな感じではあったが自分の予想点数が合格最低点ボーダーラインであったため合格発表まではドキドキであった。

 

入試後の受かったのか受かっていないのかまだ何とも判断しがたいふわふわした感情をぜひ楽しんでもらいたい。(?)